毎年5月になると自動車税の納付書が届く時期ですね。
自動車税は毎年の固定費として避けられないものですが、
支払い方法を工夫することで簡単に済ませることができます。
私は車とバイクの2台持ちなんですが、
自動車税の支払い時期に改めて車とバイクの維持費について見直してみました。
今回は、私が所有している軽自動車と250ccバイクの場合の2台持ちの自動車税について解説しています。
またスマホだけでできる納付書の便利な支払い方法をご紹介します。
なにかの参考になれば嬉しいです。
目次
自動車税とは?
自動車税・軽自動車税は、車やバイクを所有している人に毎年課される税金です。
税額は車種や排気量によって異なり、
自家用車や貨物車、二輪車それぞれに異なる税率が適用されます。
自動車税は都道府県によって課税、軽自動車税はお住まいの各市町村での課税です。
その収益は一般財源として、道路や交通安全対策だけでなく様々な公共サービスのために利用されます。
また自動車税と似た税金に、自動車重量税があります。自動車税は毎年の維持費として支払う必要があるのに対し、
自動車重量税は車検ごとに支払う点が大きな違いです。
また、重量税は車の重量に基づいているため、重量が増えるほど税額も高くなります。
車検がない250cc以下のバイクの場合は購入時のみの支払いになります。
改めて調べてみると、所有しているだけで税金がかかっているので
バイクと車って贅沢品なんだと実感させられますね。
車とバイク2台、合わせてたったの〇〇円!?
車種や自動車税によって税額が異なりますが、
私は現在、軽自動車のホンダN-VANとオフロードバイクのカワサキKLX230に乗っています。
それぞれの自動車税額は以下の通りです。
・N-VAN(自家用軽貨物自動車):5,000円
・KLX230(排気量250cc以下の軽二輪車):3,600円
2台合わせて8,600円です!
この金額は、N-VANが自家用軽貨物自動車であることと、
KLX230が排気量250cc以下の軽二輪車であるためです。
この金額なんと軽乗用車の自動車税10800円より安いです!
改めて調べてみると、他と比較して安すぎるので、びっくりしました。(笑)
自動車税は、車やバイクの種類によって異なるため、維持費について考える際には、
所有する車両の税額を確認しておくことが重要です。
軽自動車税(4輪)の詳細
軽自動車税(4輪)は、自家用乗用車と自家用貨物車で異なります。
具体的には次の通りです
- 自家用乗用車:10,800円(平成27年3月31日以前新車登録の場合):7,200円)
- 自家用貨物車:5,000円(平成27年3月31日以前新車登録の場合は4,000円)
他にも用途が営業用の税額もありますが、ここでは割愛します。
軽自動車税は、新車登録の時期や車両の用途によって異なるため、
自分の車両がどのカテゴリーに属するかを確認しておくことが重要です。
また、自動車税は車両の環境性能に応じて減税される場合もあります。
特にエコカー減税の対象となる車両は、自動車税の減額が適用されることがありますので、
購入を検討している方は確認しておくと良いでしょう。
二輪車の軽自動車税の詳細
二輪車の自動車税は排気量によって異なります。以下がその内訳です:
- 原動機付自転車(第一種)50cc以下:2,000円
- 原動機付自転車(第二種)50cc超〜90cc以下:2,000円
- 原動機付自転車(第二種)90cc超〜125cc以下:2,400円
- 軽二輪車125cc超〜250cc以下:3,600円
- 小型二輪車250cc超:6,000円
二輪車の自動車税は、排気量に応じて細かく設定されています。
私のカワサキKLX230は排気量250cc以下のため、軽二輪車として3,600円の自動車税が課されます。
排気量が大きくなると税額も増えるため、バイクを購入する際には自動車税も考慮に入れる必要があります。
スマホだけでできる便利で簡単な支払い方法
自動車税の支払いは、納付書に「elマーク」や「elQRコード」が付いている場合、
スマホから簡単に決済が可能です。
私の場合、ネット銀行の楽天銀行を利用しており、ネット銀行アプリの機能で支払う事ができました。
今年は楽天銀行のスマホアプリから支払いを行い、
家にいながら1、2分で2台分の自動車税を納付することができました。
今回は私が利用した方法を紹介したいと思います。
楽天銀行アプリの「楽天銀行コンビニ支払いサービス」を使用しました。
納付書のQRコードを読み取るだけで支払いが完了します。この方法は非常に簡単で便利です。
支払い手順は以下の通りです:
- 楽天銀行アプリをダウンロードし、ログインします。
- アプリ内の「楽天銀行コンビニ支払いサービス」を選択します。
- 納付書のQRコードを読み取ります。
- 支払い金額を確認し、決済を完了します。
この方法は、納付書を持ってコンビニに行く手間を省けるため非常に便利です。
また、楽天銀行を普段利用することでポイントが貯まるなどのメリットもあります。
他のネット銀行やQR決済サービスでも同様の支払いサービスが提供されているため、
一度ご自身の銀行やQRコード決済などでも対応していないか調べてみるといいかもしれまん。
軽自動車税の納付書の保管について
「とっておいたほうがいいの?それとも捨ててもいいの?」
結論:捨てても問題ない
自動車税の支払いが完了した後、その保管について悩む方も多いかと思います。
特に、自動車税の納付書が車検時に必要なのかどうかについては、
以前と現在で異なる意見が見られます。
ここでは、軽自動車税の納付書が以前と現在でどのように扱われているかについて詳しく説明します。
以前の自動車税納付書は保管しておくべき書類だった
以前は、軽自動車税の納付書(領収書)は車検の際に必要とされていました。
これは、納税確認を行うために必要な書類の一つであり、税金が未納でないことを証明するためのものでした。
そのため、納税証明書を保管しておくことが重要でした。
具体的には以下の理由で必要とされていました:
・納税確認:車検時に税金が未納でないことを確認するため。
・証明書類:納税証明書は、自動車検査証の更新や登録手続きの際に必要な書類とされていた。
現在の軽自動車税納付書の扱い
しかし、現在では軽自動車税の納付書を車検時に提示する必要は基本的にありません。
これは、納税情報が電子化され、税金の納付状況がオンラインで確認できるようになったためです。
具体的には以下のような変化があります:
・電子化の進展
自動車税の納税情報が自治体のシステムに登録され、車検時にはオンラインで納税状況が確認できるようになりました。
・納税証明書の不要化
多くの自治体では、電子システムによる納税確認が行われているため、物理的な納税証明書の提示が不要となっています。
例えば、国土交通省による電子車検証により、税金の納付状況がリアルタイムで確認できるため、
納税証明書の提出は不要となっています。
ただし、一部の地域や特定の状況では、納税証明書が依然として必要となる場合もありますので、
各自治体の指示に従うことが重要です。
納付書を保管すべきかどうか
以上の背景を踏まえ、軽自動車税の納付書の保管について以下のようにまとめることができます:
・基本的に保管は不要
現行の電子システムにより、納税情報が自動的に管理されているため、車検時に納付書を提示する必要はほとんどありません。
・念のための保管
万が一、システムトラブルや自治体の指示によって納税証明書が必要となる場合もありますので、
少なくとも車検が完了するまでは保管しておくと安心です。
軽自動車税の納付書は、以前は車検時に必要な書類として保管が求められていましたが、
現在では電子システムの導入により、基本的に保管する必要がなくなりました。
しかし、念のために納付書を一時的に保管しておくことで、万が一のトラブルに対応できるようにすることをお勧めします。
最新の情報や指示については、各自治体のホームページや窓口で確認すると良いでしょう。
自動車税を節約する方法はある?
自動車税は毎年の固定費ですが、いくつかの方法で節約することが可能です。
例えば、エコカーや低燃費車を購入することで、環境性能に応じた減税が受けられます。
また、車両の使用頻度を見直し、必要に応じて車両のサイズや排気量を変更することも検討してみてください。
さらに、複数の車両を所有している場合、どれが本当に必要かを再評価し、
必要最低限の車両に絞ることで税金を節約することができます。
また、車検時に車両の整備をしっかり行い、車両の状態を良好に保つことで、税金以外の出費を防ぐことも重要です。
まとめ
自動車税の支払いは、毎年の固定費として必ず必要ですが、
支払い方法を工夫することでスムーズに済ませることができます。
軽自動車やバイクの自動車税額をしっかり把握し、効率的に支払いを行いましょう。
この情報が、同じように車やバイクを所有している方の参考になれば幸いです。
自動車税の支払いを効率化し、無駄な出費を抑えることで、
快適なカーライフ・バイクライフを楽しんでください。