こんにちはKTです。
自分は趣味のバイクと、通勤から週末のレジャー用として軽自動車に乗っています。
ここ2年ほど高速道路に乗ることが増えたのですが、
高速道路に停車している車やトラックを見かけることが多くなりました。
連休中には家族で出かけている車が停車して、
子供を含めて路肩に避難していて心配になることが多いです。
そこで気になったのが三角表示板や発炎筒を使っている車はほとんどいないという事。
道路交通法により高速道路で緊急停車する場合は停止表示器材による表示が義務になっています。
そんな事を書いている自分も少し前まで三角表示板は持っていなかったです。
6ヶ月毎にディーラーできちんと点検を受けているし、空気圧の点検もこまめにしているので
故障で停車する可能性は低いだろうという考えでいました。
しかし追突や飛び石、釘などによるパンクなど、どれだけ注意していても
避けられない状況もあると思い直して三角表示板を購入して車載していました。
そんな中、停止表示器材として使えて、しかもかなりコンパクトな
パープルセーバーという商品を知りました。
バイク用としても使えそうで人気の商品だったので購入してみました。
結論としては三角表示板を買う前に、この商品を知りたかったと思うほど、
コンパクトで機能的で使いやすい商品でした。
目次
高速道路で停止する場合は停止表示器材による表示が必須!違反すると罰金や減点も
高速道路での走行は、通常の道路とは異なり、スピードが速く、交通量も多いため、非常に危険です。
そのため、万が一、故障や事故などで車を止めなければならない場合は、特に注意が必要です。
その際に必須となるのが「停止表示器材」による表示です。
停止表示器材とは?
停止表示器材とは、車両が故障や事故などでやむを得ず停止した際に、
後続車にその存在を知らせるための器材を指します。
代表的なものとしては、停止表示板(三角表示板)や停止表示灯が挙げられます。
これらの器材は、車からある程度の距離を置いて設置し、
他のドライバーに早めに停止している車両の存在を認識させる役割を果たします。
学科教本によると停止表示器材の基準が書かれています。
(免許取ったあとでも、たまに見直す事があります。何秒手前とか何mとか忘れがち)
停止表示板(三角表示板)ー昼夜間兼用
- 昼間200mの距離から、そのけい光を容易に確認できること。
- 夜間200mの距離から前照灯で照らしたときに、その反射光を照射した位置から容易に確認できること。
- 反射光の光は赤色であること。
停止表示灯
- 点滅式であること。灯火の色は紫色であること。
- 昼夜間、路上に設置した場合に200mの距離から点灯を容易に確認できること。
停止表示器材による表示方法
高速道路で故障などにより路肩や路側帯に停車した場合は、
後続車に停止している事が分かるように表示します。
停止表示器材を設置する場所は停止している場所から後方50メートル以上後方が目安となります。
この際、発炎筒(非常信号用具)などを使って後続車に合図するなどして、十分注意しましょう。
夜間や視界が短いときには停止表示器材とあわせて
ハザードランプやテールランプで表示することが義務付けられています。
設置した後はガードレールの外側もしくは追突の巻き添えにならないよう、
車より後方に避難し、救援を依頼します。
停止表示器材を使用しなかった場合の罰則
停止表示器材を使用せずに高速道路で車両を停止させた場合、
罰金や減点などの罰則が科せられる可能性があります。
この場合「故障車両表示義務違反」として1点の減点と共に、
普通車であれば6,000円の反則金が科せられます。
コンパクトなのにパープルセーバーは停止表示器材の代わりになる
パープルセーバはエーモンという自動車用品メーカーから販売されている、
LED発光式の停止表示器材です。
通常の三角表示板に比べてコンパクトで持ち運びがしやすく、点滅による視認性の高さが特徴です。
高機能LEDによる視認性の高さ
パープルセーバーは3つの強力なLEDと
それぞれのLEDの光をより遠くまで照射できるように集光レンズが装備されています。
この2つの仕組みによって遠くまで視認できるようになっています。
メーカーによると夜間で約800m、昼間だと約300mから視認できるようです。
パープルセーバーは単4電池4本によって、約5時間連続使用できます。
この時間があれば、トラブル発生から救援が来たり、修理が完了するまで持ちこたえられそうですね。
この使用時間や電池の劣化が不安であれば長期保存に向いた予備電池を準備しておくと安心です。
防水のゴム製カバーを外すと、電池カバーがあり、スライドさせて電池を入れることができます。
シンプルで簡単に設置できる
パープルセーバー本体はとてもシンプルで、上面に大型のプッシュスイッチがあり、
夜間暗い場所でもスイッチを探すことなく簡単に使用できるようになっています。
また底面は強力なマグネットになっており、運転席から車の屋根に貼り付けたり、
車種によってはバイクの燃料タンクの部分に貼り付けることができるようになっています。
本体は防水設計になっているので、雨でも使用が可能です。
デスクの足にくっつけて見ました。
磁石がある底面にはゴム製のカバーがついているので、車体にも傷がつくことはなさそうです。
コンパクトで収納に困らない
本体は縦12センチ、横3センチ、奥行き6センチ程度で、重さも120グラム程度でとても軽いです。
デザインも長方形でシンプルな形をしているので
車のドアポケットやグローブボックスなど車内の小さな収納に入れやすいサイズになっています。
バイクの車種にもよりますが、シート下などの収納にも収まりやすいサイズになっています。
三角表示板と比較するとかなりコンパクトで軽量なので
常に車載しておくものと考えるとパープルセーバーの方が使いやすいと思います。
自分が持っている三角表示板は、重さ約1,7kgで
ケースの大きさが44cm、5cm、11cmとかなり大きく車内で収納する場合、
後部の荷室にしか置くことができません。
三角表示板(収納ケース)との比較。圧倒的にコンパクトで、軽量です。
パープルセイバーmoto バイク専用パープルセーバー
バイク用専用の停止表示器材としてパープルセーバーmotoが新しく発売になりました。
バイク用として更にコンパクトになりながらも、
性能も車用のパープルセーバーとほとんど変わらない物となっています。
大きさが更にコンパクトに
バイク用の停止表示器材となっているので超コンパクトな設計となっています。
小さなLED発光部がある本体とベルトという構成で、
本体の大きさは縦39mm、横68mm、奥行き26cmと手のひらサイズ以下です。
重量も約50gと超軽量です。収納袋も付いてきます。
パープルセーバーと比べても更にコンパクトな本体
収納袋付きです。
このサイズなら工具入れやシート下などの
収納スペースに入れることができるバイクも多いのではないのでしょうか?
自分が乗っているオフロードバイクなどは収納スペースがほとんどないのですが、
このサイズであれば、バックに入れておいても邪魔になることがなく、
荷物が重くなることもないので持ち出すハードルが低くてとても良いですね。
コンパクトでも性能はほとんど変わらない
パープルセーバー同様の性能を小さなパープルセーバーmotoでも発揮できます。
LEDと集光レンズが一つになっていますが、視認距離は昼間300m、夜間800mと同様です。
さらに連続使用時間は約14時間とパープルセーバーの5時間と比べると
圧倒的に長く使える仕様となっています。
電池は単4電池、3本を使用します。
またIPX3防水、防振の構造でバイクのシート下などの
過酷な環境で保管していても耐えられる設計です。
バイクの振動は本当に過酷で、ハンドルに装着したスマホのカメラが壊れてしまうのは有名な話ですね。
バイク独特の使用方法
パープルセーバーmotoは発光部本体をゴムカバーで覆われ、ゴム製のベルトが付いています。
ベルトのゴムはスイミングゴーグルのような質感です。
使用する場合はパープルセーバーをバイクの右側ミラーに装着します。
ベルトの長さも調整できるので様々な形状に対応できると思います。
スイッチを長押して点滅させて、後方車両から見えやすいように位置を調節するだけです。
ミラーに装着する理由としては、バイクの中でも高い位置に装着できること。
またリヤキャリアなどに荷物を積んでいても後部から見やすい位置にあることなどがあります。
最悪転倒などでミラーが折れてしまっていたりしても、後部のウインカー部分に取り付けたり、
地面に置いて使用する事もできます。
三角表示板のメリットは?
パープルセーバーは停止表示器材の三角表示板の上位互換というような感じもしますが、
どちらにもメリット・デメリットがあると思います。
そこで三角表示板の方が優れている点をあえて考えてみました。
電源不要で使用時間の制限がない
三角表示板は箱から取り出して組み立てて、立てるだけで使用できます。
一方パープルセーバーは乾電池で作動するので、万が一誤って点灯してしまっていた場合や、
長期間使用しなかった場合の電池の劣化があると
使用時間が短くなったり使用できなくなる可能性があると思います。
耐久性
三角表示板は、発光や点滅の機能に依存しないため、壊れにくく、長期間使用できます。
パープルセーバーは電気部品を含むため、故障や破損のリスクが三角表示板と比較すると高くなります。
コストの低さ
三角表示板は、パープルセーバーと比較して安価で手に入りやすく、
電池も必要がないため維持費もかかりません。
Amazonでの参考価格は値引き表示などもありますが、
三角表示板だと1000円台、パープルセーバーは2000円台となっています。
まとめ
三角表示板とパープルセーバーとの比較をしてみましたが、
どちらも持っていない場合はパープルセーバーを購入することをオススメします。
電池が必要な点や耐久性など三角表示板のほうが優れている点はありますが、
点検や車検の時に一緒にパープルセーバーの動作の点検したり、
心配であれば長期保存に向いている電池の使用や、
予備の電池も用意するなど、対策すれば問題ないかと思います。
三角表示板は大きくて重く、車に荷物をたくさん積むときなどは邪魔になりやすいです。
収納が簡単でコンパクトな形状のメリット方が大きく、
法律で義務付けられている条件も満たしています。
個人的には三角表示板を購入する前にパープルセーバーを知りたかったですね。