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インテルMacBook ProからM3 MacBook Airへの買い替えレビュー | 驚きの性能アップに大満足

こんにちはKTです。5年ぶりにMacbookを買い替えました。

 

初めてMacBookを購入したのは約5年前で、ブログや動画編集、プログラミングに興味を持ち、

勉強したり実際に編集作業やコードを書いたりしてみたいと思ったのがきっかけです。

思い立った1週間後にはアップルストア京都店まで行き、MacBook Proを購入してました。

 

それまではWindowsのノートPCを持ってはいましたが、ほとんど使っていない状況でした。

 

このMacBook Proでは、ツーリングで撮影した動画(GoPro)の編集、

プログラミング学習、ブログの執筆、データの整理・管理、転職活動など、

さまざまな場面で活躍しました。

 

もはやスマホと同じくらい、いやそれ以上に欠かせないデバイスになっています。

 

しかし、購入から5年が経ち、技術の進化や、使用しているなかで不満が出てきたため、

今回新しくM3 MacBook Airに買い替えることにしました。

 

この記事では、私がこの乗り換えを決断した理由、選んだMacBookのスペック、

そしてインテル製MacBook ProからAppleシリコンのM3 MacBook Airへ

乗り換えた後の感想について書きます。

 

買い替えの理由 不満点をいくつか紹介

動画編集が重たい!

一番気になっていたのは、動画編集時にスムーズに動作しなくなったことです。

以前はフルHDの30fps程度の動画素材でしたが、最近はカメラ(GoPro Hero9)の性能が向上し、

4K30fpsで撮影することが多くなりました。

データ量が増え、編集時の負荷も大きくなっています。

 

編集時や書き出しに時間がかかることはもちろん、作業中にレインボーカーソルがくるくると回り、

動かなくなることが頻繁に起きていました。

 

(↑レインボーカーソルが回り始めると、一旦ソフトを終了させないとダメでした。)

 

プレビュー画面でもカクカクするため、作業がスムーズに進みません。

また、放熱のためにファンが常に回り続け、その騒音も気になり始めました。

 

今後一眼レフカメラや360度カメラ、ドローンなどにも挑戦したいと思っているので、

もう少し動画編集や画像編集などの作業をスムーズにできるマシンが欲しくなっていました。

 

サブモニターを4Kモニターへアップグレードしたけど...

昨年、PS5購入のタイミングに合わせて、外部モニターをフルHDから4Kモニターにアップグレードしました。

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自分はテレビを持っていないので、PC作業以外に

ゲームやアニメ、映画、YouTube鑑賞時にはメインのモニターとして使用しています。

 

Intel Macbook Proで、4KモニターをPCのサブモニターとして使い始めた際、

一画面でYouTubeやAmazon Primeなどを見る分には十分なのですが、

モニター内で画面を2分割や4分割して作業すると、多少のもたつきを感じていました。

 

4Kモニターで動画編集をしながら、複数べつウインドウで別作業したりすると動作が重くなり、

ファンが回りだして、うるさくなることもありました。

 

せっかく4Kモニターを購入したのに、その性能をフルに活用できていない感じがしていました。

この点も不満に思っていて、新しいMacbookならサクサク動くのではないかと思っていました。

 

ゴミ箱を空にできない

動画編集をしていると、容量の大きなファイルをゴミ箱に入れることになるのですが、

ゴミ箱に溜まったファイルサイズが大きい場合、空にするボタンを押すと

レインボーカーソルか回りだして、応答しなくなることが多くなりました。

 

ゴミ箱の中身のファイルサイズが小さい場合は問題なかったのですが、

動画編集など大きなファイルを扱う場合には限界が近づいてきたのかなと思っていました。

 

ProではなくMacBook Airを選んだ理由

買い替えの主な理由は、パフォーマンスの向上です。

特に、動画編集やマルチタスクがスムーズに行えることを期待していました。

ネットの情報やYouTubeで見たアップルシリコン製Macbookのレビューから、

インテルCPUモデルとアップルシリコンモデルの間には大きな性能差があることは知っていました。

 

以前、購入した当時は動画編集を想定するならばMacbook proがいいとおすすめされ、

MacBook Proを購入しました。

 

しかしその後発売されたM1チップ以降のMacBookは

インテルCPUのMacbookと比べて性能アップが凄まじく

Macbook Proより下のグレードのMacbook Airでも

4K動画編集が十分に満足できるとのレビューを見かけることが多くなりました。

 

そこで以前は動画編集を視野にいれるのであればMacbook Proを選ぶ

という選択肢だったと思うのですが、

 

技術の進化でMacbook Airでも十分だということがレビューなどを見ていると感じたので、

今回はMacbookはAirにすることにしました。

 

他にもProからMacBook Airにした場合だと本体も軽くなり、

外で作業する場合や、数日間外出する際の持ち運びも楽になるメリットもあると思いました。

 

Proのバッテリーに関しては特に大きな劣化もなく正常で

外での作業も少ないのでバッテリー残量が気になることもありませんでした。

この点は5年経っても不満は全くなかったです。

 

重たい作業をするような環境でなければ、まだまだMacbook Proは使えそうな気がします。

なんなら職場のWindows PCと交換したいくらいです。

新しいMacに慣れたころにでも、メルカリで出品しようかと思います。

 

MacBook Airのなかのどれにするか?M3を選んだ理由

複数のモデルを比較検討した結果、最新のM3 MacBook Airを選びました。

 

YouTuberのレビューなどで、M1チップ以降のモデルであれば求める性能が発揮できると思い、

できればメモリを16GBにアップグレードして、SSDは512GB以上のものにすることに決めました。

 

はじめはM1チップのMacBook Airを探していましたが、2024年3月にM3のMacBookが発売され、

M1チップのMacBook Airの販売がなくなり、在庫も見つかりませんでした。

そこで今度は、M2チップのMacBook Airと新しいM3 MacBook Airで迷いましたが、

 

最終的にはSSD512GBで、メモリ16GBのM3 MacBook Airを購入しました。

 

(M3発売当初はアップルストアでM2モデルを選択、メモリ16GB、SSD512GB以上でカスタムすると

自動的にM3チップモデルになってた気がしたのですが、気のせいですかね?

今ではM2チップのままアップグレードできるようになってます。)

 

またリセールバリューのことを考えて最新型のM3を選びました。

 

購入したお店とカスタムなどは?

Macbookのカスタムは?

最も迷ったのは、SSDを1TBにアップグレードするかどうかでしたが、

512GBから1TBへのアップグレードには約3万円かかるため、

この価格を払うならポータブルSSDで対応する方が安く対応できると判断しました。

 

Intel MacBook ProはUSキーボードでしたが、今回はJISキーボードを選んでみました。

職場で使用するのもJISキーボードですし、統一したほうがミスも減るかなと。

 

あとはアップルストア以外のお店でもJISキーボードの標準モデルなら

在庫も多くすぐに購入できるからです。

ポイントや値引きの期待もできるのでコスト的なメリットはあると思います。

 

購入したお店

購入はヨドバシカメラのオンラインショップ、ヨドバシ・ドット・コムです。

M3 MacBook Airはメモリ16GB、SSD512GBのモデルの場合、カスタムなしの標準モデルとして購入でき、

ポイントも約1万円分のポイントを貰えるので、その分をSSDの購入費に充てる予定です。

 

一緒に購入したもの(今回はカバー類はしない)

以前購入したMacbook Proにはクリアのプラスチック製の本体カバー、

薄いキーボードカバー、トラックパッドとその両側に貼るフィルム

と完全防御という感じでカバー類を付けていました。

 

↑MacbookProにパカっとはめ込むタイプのプラスチックカバーをつけてました。

 

今回購入したM3Macbook Airにはあまりカバー類は付けなくてもいいかなと思っていました。

放熱の邪魔になることや、Airの軽量で薄い本体のメリットがなくなってしまう気がしたからです。

 

自分は腕時計をするタイプなので、トラックパッド横のパームレスト部分だけは

傷だらけになってしまいそうなので、

トラックパッドとパームレストの保護フィルムを購入してを付けてみました。

 

トラックパッド部分も付けてみたのですが、タッチの感覚がどうしても合わなかったので

その部分だけはすぐに剥がして捨ててしまいました。トラックパッド両側の保護フィルムとしては

あまり目立たないし、そこまで価格も高くないので満足しています。

 

購入後の感想

 

初期設定

セットアップは非常に簡単で、Appleの移行アシスタントを使ってスムーズに移行できました。

しかし使用していたアプリケーションの一部が

AppleシリコンのMacに適した設定ではなかったので、

一部問題が発生しました。これについては別記事で詳しく書きます。

 

使用感

モニターの表示領域が広がり、カメラ部分の両サイドも表示領域になっています

最初は違和感がありましたが、メニューバーが表示される部分なので、すぐに慣れました。

 

ファンレス設計で静音性が高く、作業中の騒音が気になりません。

 

軽量で持ち運びが楽になり、MagSafe充電ポートのおかげでThunderboltポートに余裕ができました。

 

初めてのMagSafe充電ケーブルは予想以上に磁力が強力で、びっくりしました。

少し引っ張っただけではずれてしまうのではと思っていましたが、USCケーブルとほとんど変わらない感じです。

 

 

2019Macbook Proと2024M3 Macbook Airの性能を比較してみた

スペック比較

インテルMacBook Proのスペック

  •  MacBook Pro 13インチ, 2019, Thunderbolt 3ポート x 2
  • プロセッサ: クアッドコア Intel Core i5 1.4 GHz
  • グラフィックボード: Intel Iris Plus Graphics 645 1536 MB
  • メモリ: 8GB 2133 MHz LPDDR3
  • ストレージ: 256GB SSD
  • 重量: 1.37kg

M3 MacBook Airのスペック

  • M3 Macbbok Air 13インチ 2024
  • チップ: Apple M3(8コアCPU/10コアGPU)
  • メモリ: 16GB
  • ストレージ: 512GB SSD
  • 重量: 1.24kg

 

パフォーマンスの比較 Geekbenchスコア

5年前のモデルと比べると、どのくらいの性能差になるのか気になるのでやってみました。

当然ですが、M3 MacBook AirがインテルMacBook Proを大幅に上回る結果を示しました。

 

CPUベンチマーク

2019 Intel MacBook Pro

  • シングルコアスコア 1244
  • マルチコアスコア 4387

 

2024 M3 MacBook Air

  • シングルコアスコア 3001
  • マルチコアスコア 11823

 

GPUベンチマーク

2019 Intel MacBook Pro

スコア6881

 

2024 M3 MacBook Air

スコア30406

 

CPUのスコアは約2.5倍

GPUスコアにいたっては約4.5倍の性能差があります。

 

動画の書き出し速度比較

書き出し時の動画サイズが約1GBの編集ファイルをFinal Cut Proで書き出し、速度を比較しました。

 

書き出しにかかった時間は

2019 Intel MacBook Pro: 5:49

2024 M3 MacBook Air: 1:07

 

書き出し後1GBのファイルサイズですが、4分42秒の差が生まれました。書き出し速度だけでなく、

Final Cut Proの編集作業も、Intel製は一呼吸おいてから動き出すような感じがありますが、

M3ではクリックした瞬間から動き出す感じです。

 

また、MacBook Proはファンがかなり回っていたので音も気になりました。

これだけの差があれば、生産性が大幅に向上するでしょう。

 

まとめ

インテルMacBook Proからの乗り換えは大正解でした。

5年振りの新しいPCかつCPUが進化したAppleシリコン・M3チップの性能は期待以上でした。

特にまだIntel CPU搭載のMacbookをお使いの方は

M3などのAppleシリコンMacbookを強くお勧めします。

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  • この記事を書いた人

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