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バイクの排出ガス規制ってなに?ユーロ? 今後乗れるバイクの種類が限られてくるかも

2021年8月23日

空とバイク

 

バイクに乗っている方や興味のある方は、よくバイク系の雑誌や、webサイトをよく見ると思います。

そのなかで新車のインプレッションなどでは

よく排出ガス規制について書かれていることってよくありますよね?

他にはEURO4やEURO5(ユーロ)という単語もよく出てきます、

自分もよく知らなかったんですが、これはEUでの排出ガス規制のことです。

 

自動車やバイク業界では2050年のカーボンニュートラルに向けた取り組みが求められていて、

バイク乗りの方にとっては今後、特に関係してくる事だと思っています。

環境対策の一つである排出ガス規制について調べてみると、

難しい言葉も多く出てきたりしましたが、素人なりに調べてみました。

 

排出ガス規制とは? 

 

排出ガス規制とは国もしくは、その国の州などの自治体ごとに定められています。

車やバイクの排気ガスに含まれる有害物質の量を制限するもので、

一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)などの規制値や、

その試験方法などが定められています。よく排ガス規制とも言われています。

 

1963年に「大気浄化法」という法律がアメリカで制定されました。

その後1970年には改正法である「マスキー法」が成立したのをきっかけに

各国でも排出ガスの規制が進んでいきました。

 

少し前のトランプ元大統領のパリ協定離脱のニュースのせいなのか、

アメリカが最初に環境対策に乗り出したのは意外な気がしましたが、

その年代からすでにアメリカは自動車大国だったので、

光化学スモッグの対策が求められていたようです。

そういえば光化学スモッグという言葉、最近はあまり聞かなくなりましたね. . .

 

EU

その後ヨーロッパ連合では、EURO(ユーロ)1という統一規制が1992年から始まり、

自動車やバイクなど車種などの種類によって規制値が定められているようです。

現在ヨーロッパではバイクに対してユーロ5が適用されています。

 

日本においては、公害での問題が増加する中1968年に大気汚染防止法が制定され

1970年代からは自動車の規制が始まり、その後バイクに対しても排出ガスの規制が始まりました。

今回は車やバイクの製造メーカーが多く、規制の影響も大きい

ヨーロッパと日本のバイクの規制について調べてみました。

 

規制の歴史 日本とヨーロッパの基準〜世界統一基準へ

車に続いて二輪でも規制が始まる H11

日本の排出がガス規制のなかで、バイクの規制が始まったのは、

平成11年排出ガス規制からです。この規制によりバイクの燃料供給の方式が

キャブレーターからFI(フューエルインジェクション)になる車種が増え、

2ストロークのバイクが大幅に減少しました。

 

世界で一番厳しい基準へ H17

平成17年排出ガス規制では、規制値の強化や試験方法の変更などにより

二輪車の排出ガス規制が世界の中で最も厳しい物になりました。

これにより多くのキャブレーターのバイクが姿を消していきました。

 

国際基準への統一化 H24

平成24年排出ガス規制では、二輪車の排出ガス規制の試験方法が、

世界統一の試験基準(WMTCモード)に変更されました。

 

H28年規制・ユーロ4

平成28年排出ガス規制では、WMTC基準の強化に準じた規制の強化が行われ(ユーロ4と同等

国内専用モデルのバイクなどが販売終了となりました。

開発されるモデルが世界基準となることで、国ごとに排ガス試験をクリアする必要がなくなり、

メーカーにとっては販売コストを抑えることなどのメリットがあるそうです。

 

ユーロ4の規制では特徴的な点があります。排出基準強化だけではなく、

OBDシステム(車載式故障診断装置)の搭載が義務付けられました。

この装置によってO2センサーなどの断線や故障を検知するようになります。

 

R2年規制・ユーロ5

令和2年排出ガス規制では、さらに二輪車の排出ガス基準が強化されました。

他にABSの搭載義務化などもあり、セローなどの人気モデルも販売中止になりました。

この規制はユーロ5相当をクリア出来る基準となります。

 

ユーロ5ではユーロ4で搭載が義務化されたOBDシステムがOBD2へと進化しています。

故障検知だけでなく、触媒の劣化検知、トルク低下の検知や

故障時のデータの記録などもできるようになります。

もともとこの規制はユーロ4は第一段階、ユーロ2が第二段階の施策としてセットで計画されました。

 

現状と今後

現在は令和2年度の排ガス基準とユーロ5に適合したバイクが販売されています。

また排ガス基準だけでなく灯火類も国際基準に合わせる形となり、

バイクの昼間走行灯の取り付け可能に、また車幅灯と側方反射板の取り付けが義務付けされました。

国土交通省の発表

このようにバイクの国際基準が徐々に進んでいる状況になっています。

 

今後の排ガス基準であるユーロ6は2024年に制定予定ですが、詳細な基準などは今後決定されるそうです。

さらにOBDシステムが高度化して、排ガス基準が強化されるのは間違い無いかと思いますが、どうなるのでしょうか。

メーカーにとってはとても厳しい基準になることは確実で、

今後は200馬力以上のスーパースポーツなども販売出来なくなるかもしれません。

 

さいごに 

今後の基準によっては、今後乗りたいと思っていたモデルが販売終了になってしまう可能性もあります。

免許を取ったけど、乗りたいと思っていたバイクが買えなかったら悲しいですよね。

乗りたいバイクがあれば、今のうちに乗っておくのがいいかもしれません。

 

今後は車のガソリン車の販売ができなくなるそうですが、

バイクの開発にはまだまだ時間がかかりそうですし、

充電スポットなどインフラ面でもまだまだ課題がありそうなので、今後の動向が気になります。

 

個人的には電動バイクにも乗ってみたいですが!

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