皆さんはバイクで高速道路って走りますか?
ほとんど長距離のツーリングがメインでバイクに乗るときは必ず使うという方から、
たまに渋滞回避や時間短縮したいときだけ高速を使う方だったり、
いろんなバイク乗りの方がいると思います。
自分の場合はというと、あまり使わない様にしているけど、
必要であれば高速にも乗るというような感じです。
バイクにはETC車載器がついてなくて、
最近バイクにETC車載器を付けようか迷っているんですよね。
今のところ多少不便ですが問題もなく高速を走れてはいるので、
料金所を通過するときに工夫している方法について書いてみようと思います。
目次
バイクで高速の料金所を通過するときの工夫
料金所を通過するときに気をつけている事を紹介します。
ETCカードを胸ポケットに入れておく
自分の場合はETCカードを使って支払います。
高速を乗る時には大体はチャック付きの胸ポケットがある服を着ているので、
ここにETCカードを入れるようにしています。
なぜ胸ポケットなのかというと、
よくあるお腹のポケットだとフルフェイスヘルメットのアゴ部分で
直接見て確認することが難しいんですが、
胸ポケットだとミラーを使うことで位置を確認することが可能です。
なかなか胸ポケットのチャックが開けづらいときは、ミラー見ながらチャックを開けます。
また胸ポケットだとチャックを開けただけでは、
ETCカードを落としたりする可能性も低いです。
高速の入り口料金所
高速入り口では通行券を受け取り、そのまま胸ポケットへ入れます。
出口の料金所では、胸ポケットにあるETCカードと通行券を一緒に取り出し支払うだけです。
現金を用意する必要もありませんし、お釣りが出ることもありません。
何回か料金所を通過する場合でも、ほぼ同じ動作で通過できるので、
現金で支払うよりかはスムーズに通過出来ます。
自動精算機の場合はレシートはボタンを押さないと出てこないのですが、
有人レーンだとレシートを渡されるのですが、レシートはいらないと断るようにしています。
このレシートが胸ポケットにあると次の料金所でETCカードなどが取り出しにくくなるからです。
他の車やレーンにも注意する。
ETC以外の一般レーンもしくはETC/一般レーンの位置を事前に把握することも重要です。
一般レーンのみの場合は左端にあったりすることも多いですが、
一般レーンとETCが兼用になっている場合もあります。
料金所の前には一般とETCのレーンを案内する看板が絶対にあるので見過ごさないようにするのも大事です。
一般レーンとETCレーンが兼用の場合で交通量が多いときもありますよね。
なおかつ左端のレーンを使用していて、レーンの先が広く一旦停車できる場合などは、
交通券やカードを引き抜いた後、一旦右手に持ったまま左前のスペースに移動してから、
ポケットにカードや交通券をしまう事があります。
あまり良くない方法かもしれませんが、どうしても後ろからの追突が怖い場合や、
後ろの車の存在に焦って、落とし物をしないようにする時はこの方法をとってます。
ETC車載器がない場合、高速道路での支払い方法は何種類?
ETC車載器がない場合の支払い方法は次の3点です
・現金で支払う
・クレジットカードで支払う
・ETCカードで支払う
電子マネーやSuicaなどの支払いには料金所では対応していないので、
現金もしくはETCカードかクレジットカードが必要になります。
ETC車載器がない場合は、高速の入り口、一般レーンで通行券を受け取ります。
(区間料金が決まっていて出口にしか料金所がない場合もあります。)
出口の料金所でも一般レーンに入り、無人支払機に通行券を挿入します。
その後料金が表示されるので、現金またはクレジットかETCカードで支払います。
注意点としては、間違ってETCレーンに入らない事。
もし間違って侵入してしまった時は、インターホンがあるので、
係員の方に間違えて入ってしまったと伝えましょう。
一般レーンは端っこにしかない場合も多いので、車線変更で他の車との
接触には十分に気をつけて下さい。
中には料金所の前で、急にスピードを出す車も多いので注意が必要です。
料金所の前には必ずETCレーンと一般レーンの案内看板があるので、
それを見落とさないようにして、事前に近い方へ車線変更しておきましょう。
それぞれの支払い方法のメリット・デメリット
現金支払い
メリットはカードを申請する必要がないということ。
後払いがなくお金の管理がしやすいということ。
現金派の方もいると思いますし、まだクレジットカードの申請ができない
年齢の方もいると思います。
デメリットとしては支払いに時間がかかるという事です。
バイクの場合は料金所でグローブを外し、カバンから財布を取り出し現金を挿入し、
財布を戻しグローブをはめ、やっと出発です。
一般レーンとETCレーンが完全に分かれている場合にはいいですけど、
ETCレーン兼用の場合もあるので、後ろが詰まってくると焦りますよね。
現金払いで時間短縮の為にできる対策としては、タンクバッグなどを活用して、
そこに財布を入れておく、多めにお札を用意して払ってしまう。
などの方法があります。
事前に料金を調べておいたり、小銭はお札を用意するなどしておけばスムーズに通過できると思います。
クレジットカード・ETCカードの場合
この2つの方法は支払い方法はほぼ同じです。
通行券を支払機に入れた後に
ETCカードもしくはクレジットカードを挿入するだけです。
ETCカードを入れたときETC車載器があるかインターホンで聞かれる場合があります。
付いていなければ「車載器はありません。」で大丈夫です
(車載器の故障などで、出口で一般レーンを使用する人もいるので確認される)
カード支払いのメリットは現金を用意する手間が省けるということ。
長距離の場合は複数の料金所を通過する可能性もあるので、
現金の場合であれば、その分お札や小銭が増えますし、
料金所での停止時間もカードと通行券を取り出すだけなので短くて済みます。
ETCカードであれば、マイカーを持っている方やレンタカーの車でETCを使う事ができます。
デメリットとしては、後払いが嫌いな人には向いてない。
年齢的にカードの申請ができない場合がある、というぐらいでしょうか?
あとETC割引というものがありますが、あれはETC車載器による支払い方法での割引なので、
一般レーンでETCカードで支払っても割引はないので注意が必要です。
ETC車載器がない場合はメリットとデメリットどちらが大きい?
これはどのぐらい高速を利用するかで変わってくると思います。
ETC車載器を購入しないメリットとしては、
ETC車載器を用意するコストがかからないということです。
ETCの車載器本体の価格+セットアップ料金で
機種やバイクにもよりますが3〜8万円ほどすることが多いと思います。
そこまで高速道路に乗る頻度が少ない方であればこの価格で、
ウェアやヘルメット、プロテクターにお金をかけた方が良い気もします。
反対にデメリットとしては、料金所の通過に時間がかかる。
ETC割引を受ける事ができないことが大きいかと思います。
これは通行区間によってかなり大きい金額になることもあります。
以前、明石海峡大橋をバイクで渡ったときなんですが、
友達のETC付きのバイクと、自分のETCなしのバイクでは2倍以上の価格差が生まれたことがあります。
割引は今まで意識してこなかったんですが、これにはショックでした。
(淡路島は船だと125cc以下のバイクしか乗れないんですよね。ETCなしで淡路島にはもう行かない)
ETC車載器をつけることに迷っている理由
ETC車載器はつけることができるなら付けておいた方がいいと個人的には思います。
それでも付けることに迷っている理由があります。
1点目は高速道路をあまり使わないことです。
現在コロナの影響もありますが、あまり遠出できる状況でもないのと、
バイク自体が高速に向いていない(オフロードバイク)ということ。
2点目は林道走行やコース走行などにも使う可能性があり、
車載器に悪影響があるのではと思っています。
林道ではかなりの振動ですし、ドロドロになる事もあり、
洗車やメンテナンスの頻度も高いので、何か影響があるのではと思っています。
3点目は価格の問題
KLX230の場合は純正ETCだとキャリアを取り付け、
そのキャリアの中に車載器を格納する方法をとっています。
キャリア代やETC代を含めると約7万円もします。
さいごに
できればKLX230にもETCを付けたいと思っています。
条件はキャリアを付けずに3万円以内で抑えられればですが。
コロナでバイクにあまり乗れなくなってから、長距離ツーリング欲が出てきてます。
1泊で観光地を寄るツーリングも楽しそうだなと思ってきたり、
キャンプツーリングをしてみたいとも思ってきました。
さらにバイクの高速道路料金が今後下がる可能性もあります。
そうなればETCなしだと恩恵を受けられない可能性もあるので
付けておいた方がいいかもと思ったのがきっかけでした。
理想はバイクの複数台持ちなんですけどねー。