KLX230の燃費について、実際に計測した結果をまとめてみました。
私は実際にKLX230を購入して、オンロードでのツーリング、
林道ツーリングや普段の買い物などにも使用しています。
というか移動手段がバイクか自転車しかありません。
今回は久々に長距離のツーリングに行ったので、さまざまな走行環境で使用し、
給油する毎に燃費の計算を実施してみました。
KLX230の燃費関係のスペック
エンジン 空冷4ストローク単気筒/SOHC2バルブ
排気量 232cc
最高出力 14kW(19PS)/7,600rpm
最高トルク 19N・m(1.9kgf・m)/6,100rpm
使用ガソリン 無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量 7.4ℓ
燃料消費率(km/ℓ) 38.0km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)
33.4㎞/L(WMTCモード値 クラス2-1、1名乗車時)
となっています。
ちなみに自分のバイクについては
デルタバレル4sマフラーに交換
フェンダーレスとマフラー交換による若干の軽量化
人間については体重60kg
と影響があるか分かりませんが、一応記載しておきます。
燃費の計算方法
KLX230は燃料タンクが小さいので、給油するタイミングが多くなります。
私は給油のたびにトリップメーターを0に設定し直して、燃料計だけでなく、
トリップメーターでも残燃料の把握をしています。
よってガソリンスタンドで給油した燃料の量と、
そこまで走行したトリップメーターの走行距離で計算します。
TRIP 走行距離(km) ÷ 給油燃料(ℓ)
では実際に走行した環境を説明しながら、その結果を共有していきたいと思います。
走行した道路環境と燃費
今回の結果は1日で計4回給油した結果を元に説明していきます。
注意点として、燃費を良くしようとした走行はしていません。
あくまでいつも通りに走った個人的結果です。
下道 市街地 信号多め 渋滞なし
朝早くの市街地の下道で、道路の車は少なく、渋滞も発生していませんでした。
走行距離 135.9km
給油量 4.34ℓ
燃費 31.3km/ℓ
下道 約10km 高速道路 約90km
1回目の給油から少し走行して、高速道路(制限速度60km/h)に入りました。
高速を降りた後に少し走行して、給油です。
走行距離 100km
給油量 2.95ℓ
燃費 33.9km/ℓ
田舎の下道、信号少なめ
流れのいい自動車専用道路から、田舎の下道に入りました。
急な坂道などはなく、気持ちよく走れる。バイクとよくすれ違うような道路
走行距離 135km
給油量 3.87ℓ
燃費 34.9km/ℓ
高速道路 約140km + 下道 約20km 信号多め
帰りに高速道路(制限速度100km/h)を走り、やや渋滞した下道を走って帰ってきました。
走行距離 158.5km
給油量 5.38ℓ
燃費 29.5km/ℓ
まとめ
今回のツーリングでの燃費は30km/ℓ前後になりました。
大体カタログの燃費どおりですね。
高速道路よりも、下道で信号がなく、渋滞もない環境が一番いい結果となりました。
燃料タンク容量と燃料計について
KLX230の燃料タンクの容量は7.4ℓと少なく、また燃料計が早めに給油するように警告してくるため、
短い距離で給油することになります。
今回の結果から、燃費を30km/ℓと考えた場合、航続距離は222kmになります。
しかしながら燃料計の表示によって、自分の場合130kmほど走った頃には給油したくなります。
KLX230の燃料計は6個の黒いセグメントで表示されます。
一つあたり約30km走行毎に消えていく感じになります。
走行していくと、FからEの方へ消えていき、残り2.3ℓになると最後の一つのセグメントが点滅します。
仮に燃費を30km/ℓとすると、
153km走行すると警告灯の点滅
69km走行すると完全にガス欠
となります。
しかし当然条件によって変化するので、警告灯が点滅しだしたら、
50km以内には給油したほうがいいかもしれないですね。
乗り始めた頃は、ちゃんと説明書を読んでいなくて、残り2つぐらいになると、
直感的に怖くなって給油していました。
走行可能距離を考えるときは、説明書を良く読んで特性を理解し、
燃料計は大まかに確認してトリップメーターで細かく確認することをお勧めします。
最後に
KLX230の燃費関係について書いてみました。
燃費については、250ccバイクでは大体同じだとは思いますが、良好な方ではないでしょうか。
オフロードバイクの燃料タンクは小さいので長い距離を走る時には、デメリットとなりますが、
その分軽量なことがメリットになります。
もし違う車種と長距離ツーリングに行くときは、気を使うかもしれせんね。
-
参考カワサキのオフロードバイク KLX230を選んだ理由
バイクが欲しいけど、どれがいいか迷う。オフ車なんかでもいいかも。 自分に合ったバイクが分からない。見た目重視でいいのでは。 バイク選びで迷っている人の参考になればなと思います。 私は新し ...
続きを見る